介護士のプライベートの言動は理解されにくい?

あなたはいくつ当てはまる?介護士あるある!

「プライベート」あるある


「通りすがりの高齢者の介護度を見てしまう」

さまざまな場面で高齢者を見かけた際に何気なく介護度をチェックしてしまうのは介護士ならでは、ですよね。
例えば、シルバーカーをゆっくり押しているおばあさんがいたとします。足が曲がっているせいか歩行がゆっくりで、少しの衝撃で倒れてしまいそうに見えます。大抵「大丈夫かな」と見ているだけですが、介護士の場合は「あの状態なら介護度は2くらいになるかな」と思わず介護度をつけてしまうんですね。
介護を経験していない人からすると「何で介護度をつけるの?」と不思議に思われてしまいます。また、他の介護士と一緒に見かけた場合は「シルバーカーを押して自力で歩行できるから1くらいじゃない?」と意見がわかれて議論になってしまうことも。
当事者からすれば失礼な話ですが、介護士の場合はこのような会話が一般的なんです。

「通りすがりの高齢者の介護度を見てしまう」

「高齢者を可愛いといってしまう」

赤ちゃんや小さい子どもを見ていると可愛らしい仕草や表情に思わず笑顔になってしまうこともありますよね。でも、介護士の場合は普段から高齢者とよく接しているせいか、赤ちゃんや小さい子どもだけでなく高齢者に対してもついつい「可愛い」といってしまいがちなんです。
人生経験豊富な年上の相手を可愛いと表現するのは失礼な話ですが、ぽろっと言葉に出ちゃうんですよね。これは仕事中も同じです。歩いている時や一生懸命ごはんを食べている時など可愛いと思ってしまう瞬間って結構あって、思わず業務の手を止めてしまうことも。
ただ、残念なことにこの感情は介護士以外の人にはなかなか共感してもらえないんですけどね。

「つい話しかけてしまう」

スーパーで買い物している時や道を歩いている時など、高齢者を見かけると「何か困ったことはないかな?」とつい目で追ってしまうのも介護士あるあるかもしれません。
助けを求められたわけでもないのに、戸惑っている姿を見ると無意識に声をかけてしまって怪訝な顔をされる、なんてことも介護士なら経験あるでしょう。
それに、高齢者に対して接しやすい雰囲気を出しているのか、道を聞かれたり、旅先で話しかけられたり、と高齢者から話しかけられるのもよくあることです。

「戸建てを見るとバリアフリーかどうかをチェックしてしまう」

なぜか戸建てを見ると「車椅子が通れる幅になっている?」「スロープを置くと角度が急になってしまうな」「この段差はなくした方がいいかも」といったようにバリアフリーに対応しているかどうかを思わずチェックしてしまいます。遊びに行った友達の家でもそのような視点で見てしまうため、おせっかいな発言をしてしまうことも……。